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ボイラーの構造に関する知識

自動制御と保護インターロック

S01 低水位遮断

水位が安全な下限を割ると、水管や炉筒が炎にさらされて焼ける。低水位燃焼遮断は、その前に燃料を切る。フロートや電極の汚れ、隔離弁の閉め忘れは、実水位が下がっても動かない原因になる。毎日の機能確認が形だけになると、最も危険なときに働かない。

  • 低水位では燃料を止める
  • 目的は伝熱面の焼損防止
  • 検出部の汚れと隔離が盲点

S02 火炎検出

バーナが消えたのに燃料が出続けると、炉内に燃料が溜まり再着火で爆発する。火炎検出装置は炎が消えたら燃料弁を閉じる。検出器の視線が煤で遮られても「消火」と判断する。逆に、別の光を炎と誤認すると燃料を止めない。

  • 失火時は燃料を止める
  • 未燃ガスの滞留爆発を防ぐ
  • 誤検出と検出不能の両方を疑う

S03 制御と監視

自動制御は負荷に合わせて燃料・給水・空気を動かす。しかし作業主任者の監視(圧力・水位・燃焼)は省略できない。制御が追従しているように見えても、センサ故障なら絵が美しいだけの運転になる。手動に切り替えられることを、起動前に確認する。

  • 自動は監視の代替ではない
  • センサ故障は静かな誤運転になる
  • 手動復帰の手段を確認する

S04 点検間隔の例外

異常時に安全停止できる自動制御が、技術上の指針に適合し所轄労働基準監督署長の認定を受けたボイラーでは、水面測定装置の機能点検を3日に1回以上にできる。認定が無い普通のボイラーは1日に1回以上が原則である。間隔だけを暗記せず、認定の有無を先に見る。

  • 原則は1日1回以上の水面測定装置点検
  • 認定自動制御は3日に1回以上にできる
  • 認定の有無を確認してから間隔を適用する

よくある間違い

  • 自動なら水面計を見なくてよいと考える
  • 火炎検出を点火装置だと混同する
  • 低水位遮断を圧力の保護だと覚える
  • 認定の無いボイラーにも3日間隔を使う
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