S01 ダンパーの点検
点火前に通風の通路が開いているかを見る。ダンパーが閉じたまま点火すると、ガスが炉内に滞留する。開きすぎて通風が強すぎると、着火が不安定になることもある。まず動くこと、次に点火に必要な開度であること、を確認する。
- 点火前にダンパーの動きと開度を見る
- 閉止のまま点火しない
- 通風不足も過通風も着火を乱す
ボイラーの取扱いに関する知識
点火前に通風の通路が開いているかを見る。ダンパーが閉じたまま点火すると、ガスが炉内に滞留する。開きすぎて通風が強すぎると、着火が不安定になることもある。まず動くこと、次に点火に必要な開度であること、を確認する。
燃焼室と煙道に残った未燃ガスを、点火前に十分換気して追い出す。これを怠ると、点火火花が溜まった混合気に着火し、炉内爆発になる。換気時間を「いつもの秒数」だけで済ませず、滞留しそうな隅まで空気が通ったかを考える。
換気のあと、点火源を確保してから燃料を入れる。燃料が先、火が後、は逆である。着火を確認できないときは燃料を止め、再度換気してからやり直す。失火後の再点火も、同じ換気を省略しない。
事業者は、ダンパー点検と十分な換気のあとでなければ点火させてはならない。労働者も同じ条件を満たさなければ点火してはならない。役割が分かれても、手順の中身は同じである。急いで蒸気が欲しいときほど、この順序が破られやすい。
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