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ボイラーの取扱いに関する知識

運転中の圧力・水位・負荷

S01 圧力の上限

最高使用圧力は、そのボイラーが使ってよい圧力の天井である。これを超えて上げない。安全弁に頼る前に、燃焼を絞り、負荷と発生の釣り合いを戻す。圧力計の上限表示は、今の針が天井に近づいているかを見る印である。

  • 最高使用圧力を超えない
  • 安全弁の作動前に燃焼を調整する
  • 圧力計の上限表示と針を比べる

S02 負荷の急変

急に大量の蒸気を使うと水位が持ち上がったり、逆に圧力が落ちて燃焼を急増させ水位が下がったりする。急激な負荷変動を与えないよう努める、は作業主任者の職務である。工程側と連絡し、大きな蒸気需要のタイミングを先に知る。

  • 急な蒸気需要は水位と圧力を乱す
  • 負荷急変を避けるよう努める
  • 工程との連絡が予防になる

S03 三つを同時に見る

圧力、水位、燃焼状態はセットである。圧力だけ正常でも水位が下がっていれば焼け、水位が良くても燃焼が不完全なら爆発性ガスやばい煙の問題が残る。監視は巡回のついでではなく、変化の向きを読む作業である。

  • 圧力・水位・燃焼を同時監視
  • 一つ正常でも他が危険であり得る
  • 変化の向きを読む

S04 異状への即応

異状を認めたときは直ちに必要な措置を講ずる。様子見で焚き続けることは職務に反する。まず燃料を絞る・止める、給水を確認する、人が近づく範囲を考える、が初動の骨格である。記録はあとに残す。

  • 異状は直ちに措置
  • 様子見運転をしない
  • 燃料・給水・人の順で危険を下げる

よくある間違い

  • 安全弁が吹くまで圧力を上げて良いと考える
  • 負荷急変をボイラー側の問題ではないと放置する
  • 圧力だけ見て水位を見ない
  • 異状は次の交代まで待つ
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