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ボイラーの取扱いに関する知識

低水位・過圧・プライミングへの措置

S01 低水位

水面計の水位が急に消えた、両方の水面計が不一致、低水位警報、は直ちに燃焼を止める判断材料である。空焚きのあとに冷たい水を大量に入れると、熱い金属が急冷されて割れ、蒸気爆発につながる。まず火を止め、状況が分かるまで給水を急がない。

  • 低水位ではまず燃焼停止
  • 空焚き後の急給水は禁物
  • 水面計の不一致は信頼しない

S02 過圧

圧力が最高使用圧力に近づいたら燃焼を絞る。安全弁の作動は最後の砦であり、日常の調整手段ではない。出口弁の誤閉、負荷喪失、水位異常が重なっていないかを見る。

  • 過圧では燃焼を絞る
  • 安全弁は日常の調整弁ではない
  • 出口閉止や負荷喪失を疑う

S03 プライミングとフォーミング

プライミングは水位が高く蒸気が水を連れて出ること、フォーミングは缶水が泡立ち蒸気と水が分かれにくいことである。どちらも過熱器やタービンに水を飛ばす。水位を適正にし、濃縮と油分・固形分を減らす。

  • プライミングは高水位による水の随伴
  • フォーミングは泡立ちによる分離不良
  • 水位と水質が対策の両輪

S04 復帰

原因が分からないまま点火し直さない。水位が確認でき、金属が過度に熱くなく、圧力が安全な範囲に戻ってから、点火手順(換気を含む)で再開する。再開を急ぐ圧力は、次の事故の燃料になる。

  • 原因不明の再点火をしない
  • 水位確認と換気を経て再開
  • 急ぎ復帰をしない

よくある間違い

  • 低水位でも蒸気が欲しいから焚き続ける
  • 空焚き後に満水まで急給水する
  • プライミングとフォーミングを同じ原因だけだと覚える
  • 安全弁が吹くまで過圧を放置する
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