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燃料及び燃焼に関する知識

燃焼の三要素と理論空気量

S01 三要素

燃えるには、燃料、酸素(空気)、点火源(十分な温度)が揃う。一つ欠けば消える。消火は、このどれかを外す操作である。ボイラーでは燃料弁、空気、点火源の順を点火と消火で逆にしない。

  • 燃料・酸素・点火源
  • 消火はどれかを外す
  • 点火と消火で順を逆にしない

S02 理論空気量

理論空気量は、燃料を完全に燃やすのに化学量論上必要な空気量である。実際は混合が完全ではないので、これより多い空気を送る。理論値を下回る運転はCOやすすを出しやすい。

  • 理論空気量は完全燃焼の最小必要量
  • 実際はそれより多い
  • 不足は不完全燃焼

S03 空気比

空気比(過剰空気率に関係する比)は、実際空気量を理論空気量で割った値である。1.0は過不足なしの計算値で、実機では1より大きく運転する。大きすぎれば熱損失、小さすぎれば未燃である。

  • 空気比=実際/理論
  • 実機は1より大きくする
  • 過大は熱損失、過小は未燃

S04 不完全燃焼の合図

CO、すす、黒い煙、酸素が低すぎる、は不完全燃焼の合図である。熱の一部が化学エネルギーとして排ガスに残るので、効率も落ちる。COは毒でもある。見た目の炎が綺麗でも、計測で確認する。

  • COとすすが合図
  • 効率も落ちる
  • 計測で確認する

よくある間違い

  • 理論空気量で実運転すれば最良だと考える
  • 空気比は小さいほど良いと覚える
  • COが出ても熱は全部使えていると考える
  • 点火源が無くても高温なら勝手に燃えると過信する
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