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燃料及び燃焼に関する知識

熱損失とボイラー効率

S01 効率の定義

ボイラー効率は、燃料の持っていた熱のうち、蒸気(または温水)として取り出せた割合である。分子は取得熱、分母は投入熱。分母に使う発熱量の種類(総か真か)を揃えないと比較できない。

  • 効率=取得熱/投入熱
  • 蒸気として取り出せた割合
  • 発熱量の定義を揃える

S02 排ガス損失

最も大きい損失になりやすいのが、高温の排ガスが持ち出す熱である。空気過剰、伝熱面の汚れ、ガスのショートパスがこれを増やす。エコノマイザと空気予熱器は、この損失を回収する装置である。

  • 排ガス損失が大きい
  • 過剰空気と汚れが増やす
  • 後部熱交換器で回収する

S03 その他の損失

不完全燃焼はCOやすすに熱を残す。炉壁からの放散は断熱の傷みで増える。ブローは熱い缶水を捨てる損失でもある。必要なブローまで止めるのは本末転倒なので、水質との両立で量を決める。

  • 不完全燃焼損失
  • 放散損失
  • ブロー損失は水質と両立

S04 現場で上げる

空気比を未燃が出ない範囲で絞る、伝熱面の煤とスケールを落とす、漏れ空気を塞ぐ、が効く。負荷が低すぎる運転は効率を落としやすい。数字だけを見て安全弁や水位を犠牲にしない。

  • 空気比と汚れがレバー
  • 低負荷運転に注意
  • 安全を犠牲にしない

よくある間違い

  • 効率100%が普通だと覚える
  • 排ガスは熱くても損失ではないと考える
  • ブローをゼロにすれば必ず得だと断定する
  • 空気を無限に絞れば効率最大だと考える
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