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ボイラーの構造に関する知識

トラップ・減圧弁・脱気器・気水分離

S01 一級重点:トラップの見分け

トラップは蒸気を止め、ドレンだけを出す。バケットやフロートは密度差、サーモスタティックは温度差、ディスク式は蒸気とドレンの流れの違いを使う。どれも「蒸気を流しっぱなしにしない」ための弁である。

  • 目的はドレン排出
  • 密度・温度・ディスクで方式が分かれる
  • 蒸気の素通りは失敗

S02 一級重点:減圧弁

減圧弁は一次側の高い圧力を、二次側の使う圧力まで下げる。二次側が上がれば絞り、下がれば開く。止め弁の代わりではなく、圧力を一定に近づける装置である。

  • 一次側から二次側へ下げる
  • 二次側の圧力を見る
  • 閉止専用ではない

S03 一級重点:脱気器

給水に溶けた酸素は缶水側の腐食の原因になる。脱気器は給水を温め、蒸気と接触させて溶存気体を追い出す。軟化装置が硬度を下げるのとは役割が違う。

  • 対象は溶存酸素
  • 加熱と蒸気接触で抜く
  • 軟化装置とは別

S04 一級重点:気水分離とデミスタ

気水分離器は蒸気に混ざった水滴を落とし、乾いた蒸気を送る。デミスタはさらに細かい霧を金網などで捉える。どちらも「蒸気の中の水を減らす」装置で、トラップのドレン排出とは方向が逆である。

  • 分離器は水滴を落とす
  • デミスタは細かい霧
  • トラップとは流れの目的が違う

よくある間違い

  • トラップが蒸気を送るポンプだと思う
  • 減圧弁を閉止弁だと思う
  • 脱気と軟化を同じ装置だと思う
  • デミスタを安全弁だと思う
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